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2009年12月21日 (月)

TETSU(東京都文京区) 特製つけめん

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東京都心,六義園で紅葉見物。

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「逆さ紅葉」になっている。

 六義園を後にして不忍通りを今日の目的のお店へ向かう。
通りを進むと,千駄ヶ谷四丁目交差点の先に目的のお店のものと思われる行列が見えてくる。
近づくと,やはりそうで,行列を数えてみると13人ほど。
時刻は開店30分前の午前11時。
都心の超有名店なのでこの程度の行列は止むをえない,いや,幸運なのかもしれない。

 しばらくすると,お店の中から店員さんが出てきて,軒先に暖簾を掲げる。
そして,お店の外にある券売機の準備すると,先頭のお客さんから順番に食券を購入しはじめる。
ちなみにこちらのお店は,先に食券を買ってから行列に並ぶのがオキテのようだが,開店前の行列に限っては例外のようである。

 どういうわけか券売機に千円札を投入する段で手こずるお客さんが多い。
長時間寒い中で行列していたので手がかじかんでしまっているのかもしれない。

 券売機の順番が私にまわってくる。
お店のまわりの歩道は狭く,ときおり自転車も通り抜ける。
前後を確認して券売機の前に向かう。

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券売機の千円札投入口の上には

 「表面を上に入れて頂ければ幸いです。」

と書かれた貼り紙がある。
どうやら,これを守らないと受け付けてくれないようで,お客さんの多くが苦戦していた理由のようである。
注意書きを守ったのがよかったのか,千円札は難なく受け付けてくれたが,何を注文するか何も考えてこなかった。
こんな場合は,「券売機右上のボタン」=「おすすめ」の法則に従う。
この法則だとおすすめは「特製つけめん」ということになる。
券売機には「特製って?」と書かれた貼り紙があり,それによると,メンマとチャーシューが通常の2倍で味玉が入るそうである。
もたもたしていてもしかたがないので,「特製つけめん」の食券を買い,左右を確認して自転車が来ないことを確認してから行列に戻る。

 しばらくすると,再び店員さんが現れ,先頭のお客さんから注文を聞いてゆく。
開店が近づいている。

 開店予定時間の10分前。
店員さんが先頭のお客さんから順に店内に招き入れ始める。
開店時間を予定より少し早めたようで,これはありがたい。

 お店の入り口近くまで到達。
先ほど食券を買ったときには気がつかなかったが,お店の入り口にはメニューの説明書きが貼られている。
麺の量は並盛200g,大盛300g,特盛400gだそうで標準的な量だろう。

 メニューの中で珍しいのは「つけあつ」である。
冷たい麺200gと温かい麺200gとがセットになっているそうで,この取り合わせは初めて見る。

 しばらくすると,先のお客さんたちの分の調理が終わったのか,店員さんが行列中のお客さんにメニューを聞きにやってくる。
私の食券を見ると,どうゆうわけか,

 「並盛ですけれどいいですか?」

と聞く。
麺を増量するように誘惑しているように聞こえたのは,多分,私の食い意地のせいだろう。

 しばらくして入店。
店内は麺を茹でる湯気で暖かい。
カウンター席に座ると,カウンターの中からお隣のお客さんに

 「"つけあつ"の"あつ"です。」

と丼が差し出される。
丼の中にはスープが張られ,その中に太麺が泳いでいる。
寒かったので"あつもり"がやけにおいしそうに見える。
しかし,冷水でシメた太麺もきっとうまいに違いない。

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 つけ汁は乳化が進行して濁ったタイプで油分はほどほど。
表面にはほんの少し赤い油がたらしてある。
つけ汁の中には,厚切りのバラチャーシュー,味玉,ナルト,メンマ,ネギが入っている。

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 麺は縮れのない黄色い太麺。
断面は四角く角ばっているが,生地のビジュアルはどこかカスタードプリンのようになめらかでしっとりとしているような印象がある。

 つけ汁は豚骨と魚介の旨みがたっぷりと抽出された濃厚な魚介系豚骨醤油。
酸味はあまり強くなく,砂糖の甘みは気にならない。
口当たりはマイルドで,一言で言ってしまえばクリーミィである。
ただし,このつけ汁を単に「クリィミィ」と表現してしまったら,この先「クリィミィ」という表現を容易に使うことができなくなってしまう。
このつけ汁の持つ「柔らかさ」のようなものは,残念ながら私の文章力では上手く表現できない。

 麺は堅めの茹で加減。
生地は見た目どおりなめらかで,極端な表現だが本当にカスタードプリンのような雰囲気がある。

 上質な麺とつけ汁である。
急いで食べるのがもったいないので,ゆっくりと味わいながら食べる。
お隣のお客さんは「特盛」を食べていたが,ほぼ同時に食べ始めたにもかかわらず,食べ終わるのは私の方が遅いくらいだった。

 卓上にはスープが入ったポットが置いてある。
つけ汁をスープで割る前に,つけ汁の原液を少し口に含んでつけ汁の風味を脳細胞に焼き付ける。
そして,つけ汁にスープを注ぐ。
頃合いを見計らって店員さんがこちらのお店の名物である「焼石」を出してくれる。
焼石をつけ汁に注ぐと,焼石の周囲のつけ汁がブクブクと沸騰を始め,つけ汁は熱々になる。
寒い季節にはありがいサービスである。

 お店を出ると行列はさらに成長している。

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数えてみたら,40人近くまで達していた。

 続いて小石川後楽園へ。

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こちらもちょうど見ごろ。

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借景は東京ドームである。

 紅葉を眺めながら,ふと「紅葉狩り」の「狩り」ってなんだろうと考えた。
桜見物は「花見」だが,紅葉見物は「紅葉狩り」であり「紅葉見」とは言わない。
「狩る」といえば「いちご狩り」や「きのこ狩り」の場合は「収穫」するが,紅葉は見るだけで,収穫するのは写真ぐらいである。
どうでもいいことを考えているうちに一日が終わる。

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データ

[店名]
 TETSU

[住所]
 東京都文京区千駄木4-1-14

[アクセス]
 JR「駒込駅」から徒歩20分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 TETSU
 http://ramendb.supleks.jp/shop/2669

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