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2009年7月 9日 (木)

麺屋 えん寺(東京都杉並区) 味玉入りつけ麺

 目的のお店は有名店であり,しかも休日である。
朝から雨模様ではあるが,過去の経験から悪天候と行列の長さとの間には相関関係がほとんどないことを知っている。
行列を予想して開店15分前にはお店に到着するように余裕を持って自宅を出る。

 お店は地下鉄の駅のすぐ近くの商店街の一角にあった。
予想に反して行列はない。
臨時休業ではないかと思ったが,お店の中は照明がついていて開店準備中のようである。

 お店の入り口には,このお店が近日TVで紹介される旨が書かれた貼り紙がある。
TV放送前に訪問できたのは幸いである。
もう少し訪問するのが遅かったら,大行列に巻き込まれていたかもしれない。

 開店までまだ間があるので,商店街をぶらついて時間をつぶす。
どういうわけか,こんな時は時間の流れが遅い。
おまけに雨脚も強くなる。
お店の前を何度も横切るが,なかなかお店は開店してくれない。
何度目かにお店の前を横切ろうしたとき,軒先には開店中であることを知らせる白い暖簾が掲げられていた。

 お店に入ると,店内にはお客さんは一人もおらず,どうやら私が一番乗りのようである。
入口の券売機の前で「味玉入りつけ麺」と「味玉肉入りつけ麺」のどちらにすべきか少々迷う。
事前に調べた情報ではこのお店のつけ汁は粘度が高いそうである。
肉を追加するとコッテリしすぎるような気がしたので「味玉入りつけ麺」に決める。

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 お店のカウンター席には,「お冷や」を供給するための装置が組み込まれている。
そのうしろには蘊蓄書きが貼ってあり,これを眺めながら出来上がりを待つ。
ふと,テーブルの薬味の容器に目を移すと,そこに「魚粉」があるのを発見する。
これは是非試してみたい。

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 つけ汁は茶色く濁っていて少し泡立っている。
表面には背脂が浮いている。
つけ汁の中には,水菜,メンマ,チャーシュー,追加した味玉が入っている。

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 麺は太麺で断面は四角い。
色は少し黄色がかっている。
麺の表面は粗く,水分は少なめであり,どこか日本蕎麦のような雰囲気がある。
麺をよく見ると小さな粒子が練りこまれており,どうやらこれが蘊蓄書きにあった「小麦の胚芽」のようである。

 ちなみに,麺の量は普通盛りで200g(恐らく茹でる前)であり,つけ麺としては標準的な量である。
ただし,ラーメンの標準的な量である120~150g(最近では,これより多いお店が多いが)を基準とすると大盛りの範疇になる。

 まずは蘊蓄書きにしたがって,蕎麦を食べるように麺をつけ汁に少しだけつけて食べてみる。
・・・。
無理しない方がよさそうである。
そもそも,私は江戸っ子ではなく,蕎麦をつけ汁にどっぷりと浸して食べるクチである。

 つけ汁は見かけに違わず,獣系や魚介系などの様々な素材がトロトロになるまで煮込まれている。
蘊蓄書きによると野菜ペーストも入っているそうであり,これもとろみの一因だろう。
つけ汁は甘口であるが,砂糖による甘みではなく野菜や豚骨の自然な甘さである。
ほどよい酸味と唐辛子や香辛料のスパイシーさがあるので,後味はスッキリしている。
味付けは少し濃い目であるが,太麺といっしょに食べるとちょうどいい塩梅になる。

 麺は固めである。
ただし,茹で加減が固めというよりは,麺の質自体が固いようである。
水分が少なく表面がざらりとしているせいもあって,極太の日本蕎麦のような印象である。
蘊蓄書きにもあったが,良く噛んで食べると素人の私にも麺の味がよく分かる。
というか,この麺はよく噛まないと消化に悪そうである。
少しずつ麺を噛みしめて麺の風味を味わいつつ食べ進む。

 つけ汁の中のメンマ,チャーシュー,味玉はどれもしっかりと温められていてつけ汁の温度が下がるのを防いでくれている。
序盤に少しメンマとチャーシューをつまんでみたが,火傷するほどに熱かった。
これらは中盤以降に食べた方が賢明である。

 チャーシューは見た目はバンバンジーのように色白でほぐされている。
肉質は鶏肉のようにさっぱりとしているが,しっかりとタレが浸みていてうまい。
これならば「肉入り」でもよかったかもしれない。

 終盤になって大事なことを忘れていたことに気がつく。
「魚粉」である。
魚粉をつけ汁に追加すると,魚風味が加わってよりいっそう私好みの風味になった。
もう少し早く気がつけばよかった。
不覚・・・。

 テーブルの上にはスープ割り用のスープが入ったポットが置いてある。
まずは,ポットのスープをレンゲに入れてすすってみる。
・・・。
やはり,無理しない方がよさそうだ。

 ポットには

 「入れすぎにご注意ください。」

という貼り紙があったので,味を確認しながら少しずつ注ぐ。
つけ汁はよほど濃厚らしく,3度目の味見でようやく私好みの塩加減になる。
スープで割ったつけ汁は魚介系のダシの風味が増して絶品である。

 お店を出ると,雨は小降りになっていた。

Imgp3184a

雨が小降りになったので,荻窪駅まで青梅街道沿いに乱立するラーメン店を物色しながら歩くことにする。

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ラーメン店以外にも発見があったりする。

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データ

[店名]
 麺屋 えん寺

[住所]
 東京都杉並区高円寺南1-6-11

[アクセス]
 東京メトロ丸の内線「東高円寺駅」からすぐ

[訪問日]
 2009/06

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 麺屋 えん寺
 http://ramendb.supleks.jp/shop/17359

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