ぼんくららーめん(東京都日野市) つけごっつ
時刻はお昼の1時半ごろ。
休日のせいか,家族づれのお客さんが多い。
ラーメン専門店としてはテーブル席が多い方だと思うので,家族づれでも比較的入りやすいのかもしれない。
壁にかかったメニューの木札を見ると,前回とは微妙に変わっている。
ふと「つけごっつ」という木札に目がとまる。
おそらく豚骨醤油ラーメンの「ごっつ」のつけ麺版だと思うが,この木札は,今回初めてお目にかかるような気がする。
それではと,「つけごっつ」の食券を券売機で買う。
カウンター席に座っると,替え玉についての説明書きがある。
替え玉は「太麺」「平打ち麺」「細麺」の3種類が選べる。
「太麺」は豚骨醤油の「ごっつ」,「平打ち麺」は醤油の「侍」,「細麺」は塩豚骨の「ぼんくら」に使われているものだろう。
つけ汁はこげ茶色に濁っており,基本的に「ごっつ」のスープと同じようである。
つけ汁の中には,チャーシュー,白髪ネギ,岩海苔,三つ葉。
チャーシューはラーメンに使う1枚物を1/2~1/3に刻んである。
よく見ると,つけ汁の中に黄色い物体が沈んでいるが,最初は気がつかなかった。
麺は黄色い中細麺。
この麺は,先の「太麺」「平打ち麺」「細麺」とは違う第4の麺のようだ。
油そばの「JFK」にもこの麺が使われている。
ラーメンの「ごっつ」は太麺か中太麺だったが,このつけ麺版の「つけごっつ」ではそれよりも細いものを使用している。
つけ麺はラーメンよりも太い麺を使用するのが一般的だが,その点,この「つけごっつ」は異例である。
麺をつけ汁に浸して一口食べる。
つけ汁は「味噌味のせんべい」に香辛料をふりかけたような独特の風味がある。
三つ葉,白髪ネギの香味や,海苔の磯の風味がつけ汁の風味とよくあっている。
つけ汁単体の風味は「ごっつ」のスープと同じようである。
が,食べた印象は「ごっつ」よりも薄味であっさりしており,その分ダシの風味がよく分かる。
麺をあえて細くしたのは,つけ汁をからみやすくするためであろう。
「ごっつ」と同じ太麺を使っていたとしたら,味が薄くなりすぎると思う。
しばらくして,つけ汁の中の黄色い物体の正体が分かる。
困ったことに私の天敵の「生卵」である。
恐らく,生卵とつけ汁とをかきまぜて,これに麺を浸して食べるのが「うまい」食べ方なのだろう。
しかし,私には無理である。
放置すると生卵が潰れてつけ汁全体に拡散する恐れがあるので,生卵をレンゲで注意深くすくって一気に丸のみする。
最後にスープ割りをお願いする。
すると,店員さんが替え玉を入れる陶器にスープを入れて持ってきてくれる。
スープは真白に乳化して濁っており,どこか香味野菜の風味が感じられた。
ほかのメニューはこちら。
ぼんくららーめん(東京都日野市) JFK
http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-2255.html
ぼんくららーめん(東京都日野市) ねぎごっつ
http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_b900.html
ぼんくららーめん 味玉侍
http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_528a.html
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データ
[店名]
ぼんくららーめん
[住所]
東京都日野市旭が丘
[アクセス]
JR中央線豊田駅北口から徒歩15分くらい
[訪問日]
2008/12
[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
http://ramendb.supleks.jp/
ぼんくららーめん
http://ramendb.supleks.jp/shop/1911
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