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2008年4月19日 (土)

大王亭 大王つけ麺と餃子

 店は駅前のちょっとした繁華街にあるが,ネオンサインの明かりにまぎれて目立たない。
店の入り口から店内をのぞくと,ほぼ満席であるが,ひとつだけ席が空いている。
ただ,店には2階席があり,1階が満席であっても2階席が空いていることが多い。
空いていたテーブル席について「大王つけ麺」と「餃子」を注文する。

 この店はラーメン専門店ではなく,中華料理店のようである。
ラーメン専門店にありがちな殺気のような雰囲気は微塵も感じられない。

 私が生涯で初めて「つけ麺」という不思議な料理と出会ったのはこの店である。
最初に食べたのは,今回注文した「大王つけ麺」ではなく普通の「つけ麺」だった。
「つけ麺」の第一印象は,決していいものではなかった。
まず,いちいち麺をスープに浸すのが面倒である。
そして,なにより,スープがどんどん冷えていき,最後には中途半端な生暖かさになる。
このときは,「つけ麺」の「ラーメン」に対するアドバンテージを見出せなかった。
しかし,その後,この「大王つけ麺」によって「つけ麺」一般に対する悪い印象が払拭されて現在に至る。

Imgp0614

 つけダレ,というよりは,つけ汁と言った方がいいだろうか。
つけ汁は,ラーメンと同じ丼にたっぷりと入っている。
ラーメン用の中華スープの中に,中華丼の上にかかっているような"とろみ"のある"あんかけ"が盛られている。
あんかけの具材は,白菜,ピーマン,豚肉,椎茸,ネギ,人参。
このほか,ゆで卵,メンマ,海苔がトッピングとして盛られている。
このつけ汁は,ご飯のおかずにしてもよさそうである。
腹が減っていれば,追加でライスを注文し,麺を食べ終わった後に残ったつけ汁をおかずにして食べるのもいい。
ただ,この大王つけ麺だけでもボリューム満点なので,小食の方は止めたほうがいいかもしれない。

Imgp0615

 麺は,黄色くて透明感のある中太ストレート麺である。

 つけ汁は,あんかけのおかげで,マグマのように熱い。
注意しないと口の中を火傷してしまう。
麺をつけ汁の中に少し多めに投入すると,ちょうど食べごろの熱さになる。
このマグマのような"あんかけ"のおかげで,つけ汁は最後まで熱々である。
あんかけには,ニンニクと少量の唐辛子の風味があり,食欲をかきたてる。

 つけ麺は「熱いつけ汁に冷たい麺を浸して食べる」という特異な料理である。
このため,どうしても終盤につけ汁が冷えてしまう。
この「大王つけ麺」は,"あんかけ"の熱量を利用してこの課題を見事に克服している。

 さて,つけ麺の最後といえば,「スープ割り」であるが,この店では「スープ割り」はないようである。
少なくとも,他のお客さんが「スープ割り」をお願いしている現場を見たことがない。
ただ,実際のところ,つけ汁の濃度がラーメンのスープと同じであるので「スープ割り」は不要である。

 ちなみに,「大王つけ麺」と似たメニューで「大王ラーメン」もある。
「大王ラーメン」は,麺を水で冷やさずに,そのまま「大王つけ麺」のつけ汁に投入したものと考えてほぼ間違いない。
ただし,麺とスープとあんかけをひとつの丼に収めなければならないので,麺の体積の分だけスープは少な目のようである。
麺をつけ汁にいちいち浸して食べるのが面倒な方,「大王ラーメン」の方がいいかもしれない。
しかし,スープとあんかけが恐ろしく熱いので,猫舌の方は止めたほうがいい。
私も「大王ラーメン」で火傷してから「大王つけ麺」に乗り換えたひとりである。

Imgp0616

 そして,餃子である。
写真では小さく見えるが,実物は一口で食べられないほど大きい。
餃子は,この店の手作りである。

 ラーメン店のフルコースといえば,「ラーメン」「餃子」「ライス(または,チャーハン)」である。
中国の方に言わせると,「麺」「餃子」「ライス」は,いずれも主食だそうであり,この日本人の食文化は異様に感じるそうである。
中国出身の方に

 「"パン"と"シリアル"をおかずにして"ご飯"を食べているようなものか?」

と聞いてみたが,

 「まさに,そのとおり。」

とのことだった。

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データ

[店名]
 大王亭

[住所]
 東京都日野市多摩平

[アクセス]
 JR中央線豊田駅北口から徒歩1分
 北口を出て線路沿い東京方面に。下り坂の途中。

[訪問日]
 2008/03/28

[参考HP]

[1] 大王亭
 http://www.c-fis.com/toyoda-ns/2cyoume/daiou/top.htm

 お店の地図,営業時間,メニューなどが掲載されています。

[2] さやぴぃのホムペ
 http://www.geocities.jp/sayapie3838/

 大王亭
 http://www.geocities.jp/sayapie3838/daioutei.html

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