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2008年2月24日 (日)

一二三 一二三そば

 事前に頭に入れてきた地図をたよりに,店があると思われる場所に到着するが,店の場所が分からない。
ふと,照明を落とした暗い店内に,カウンター席の前に客と丼とがずらりと並んでいるのを発見し,ここが目的の店であることが分かる。

 店内はほぼ満席であったが,ひとつだけ空いていたカウンター席に座る。
「一二三そば」を注文する。
「一二三」は「ひふみ」と読む。

 「そば」が出来上がるまで,目の前のご主人の仕事を観察する。
丁寧な仕事である。
茹であがった麺を丼に取り分けるときに,分量が均等になるように,麺を数本単位で調整するほどの細かさである。

Imgp0508

 まず,麺であるが・・・,ビジュアルは,どう見ても日本蕎麦である。
実物は写真よりも黒い。
写真では分からないが,蕎麦粉の黒いツブツブも確認できる。
太さは細麺であり,縮れのないストレート麺である。
日本蕎麦では縮れをつけるのは困難か?

 スープは澄んでおり,ほどほどに醤油の色をしている。
トッピングは,茎ワカメ,チャーシュー,海苔,白髪ネギである。
茎ワカメが珍しい。

 まず,麺をすすってみる。
ビジュアルだけでなく,食感や舌触りは日本蕎麦そのものである。
ただし,風味は日本蕎麦とは若干違うようである。
日本蕎麦のようではあるが,日本蕎麦とは違うようである。

 スープは魚介のダシがよく利いている。
どちらかといえば煮干系の風味を強く感じる。
ただし,煮干独特の臭みは全く感じない。
素材や作り方に秘訣があるようである。
スープには,日本蕎麦のような,みりんや砂糖の甘みはない。
ラーメンの中でも甘みが少ない方の部類だと思う。
 それから,もうひとつ,何かを炒ったような香ばしさを感じる。
この香ばしさが蕎麦粉の香ばしさと出会うことで独特の味をかもし出している。

 食べながらスープに香ばしさを加えている素材について記憶をたどった。

 ・・・

この香ばしさは,多分,エビ油だと思う。 

 ・・・

 店の外に出ると春の陽気である。
例によってカロリー消費のため,吉祥寺の駅と反対方向に歩く。
今朝の天気予報で,

 「今日は午前中は春の陽気だが,午後から真冬並の冷たい風が吹き荒れる。」

というようなことを言っていたのが少々気にはなるが・・・。

 ・・・

 一時間ほど歩くと,黄土色をした今までに見たこともないような雲が立ち込めてくる。
土煙のようでもある。
なにやら尋常でないものを感じ,本能的に危険を感じる。
 しばらくすると,進行方向のはるか先に土煙が立ち込めているのが見えてくる。
どうやら,これは「嵐の先端」のようである。
私が歩いている辺りは多少風が吹いている程度なので,不思議な光景である。
 ほどなく嵐の中に飲み込まれる。

Imgp0514

 嵐の中に入ると同時に,気温が急激に下がったのがはっきりと分かった。
どうやら「暖かい空気」と「冷たい空気」との境目で発生した嵐のようだ。
風も強いが何より砂埃がすさまじい。
竜巻でも発生しそうな勢いである。

 ・・・

 時間が経つにつれ,少しずつ風はおさまっていくが,同時に気温も下がっていく。
気がついたら,冷たい木枯らしの中を歩いていた。
ほんのわずかの間に季節は1ヶ月逆戻りである。

 ・・・

 自宅にたどり着き,風で飛ばされた洗濯物を拾う。
TVニュースによると,この嵐は「春一番」だったようである。

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データ

[店名]
 一二三

[住所]
 東京都武蔵野市吉祥寺

[アクセス]
 吉祥寺駅北口から徒歩10分くらい

[訪問日]
 2008/02/23

[参考HP]

[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 一二三
 http://ramendb.supleks.jp/shop/69
 お店の地図,営業時間,メニューなどが参考になります。

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