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2008年1月27日 (日)

池谷精肉店 特我流つけそば

 肉屋の話題というわけでない。
今回もラーメンの話題である。

 昼のピークを過ぎた午後2時ごろに訪問したが,店の前にはまだ7人ほどの行列ができている。
有名店とはいえ,地方都市のラーメン店としては異様な光景である。
駐車場に止めてある車のナンバープレートを見ると県外のナンバーも少なくない。
 店内の様子をうかがおうとするが,湯気でガラスが曇ってよく見えない。
ようやく店内を確認すると,店内にもまだ10人ほどの行列が続いているようである。

 行列が進み,ようやく券売機にたどり着く。
「つけそば」か「我流つけそば」か迷ったが「特我流つけそば」の食券を買う。
「特」(「得」だったかもしれない)をつけると「ワンタン」と「味玉」が追加される。
ラーメン系のトッピングは,スープが冷めてしまったり,食べるのに邪魔になったりすることがあるのでリスクが高い。
しかし,つけめん系の場合は,これらのリスクが少ないので追加することにした。

 店内の行列の途中で,ご主人らしき人物がカウンター越しに注文を確認する。
私といえば,購入した食券に書かれた「得我流つけそば」の文字を読み上げる。
すると,ご主人から

 「麺多めにしますか?」

と聞かれる。
貼紙によると,麺の量は通常200gで,多めは300gだそうである。
多めにしても追加料金は発生しない。
私の答えは言うまでもない。
 次に,

 「野菜付けますか?」

と聞かれる。
野菜追加も無料である。

 さて,ここで,ひとつの疑問が頭をよぎる。

 「食券は・・・?」

 私の疑問などおかまいなしに,このご主人らしき人物は,お客さんから聞き取った一連の注文を呪文のように繰り返しながら麺を茹で始める。

 ・・・

 行列がさらに進んでカウンター席につく。
ご主人は,あいかわらず反すうするように呪文を繰り返している。
 ご主人が繰り返す呪文の中に「得我流つけ」が混ざり始めたことで,私の番が近いことが分かる。

 「特我流つけ,チャーシュー2つ,・・・」

 「特我流つけ,チャーシュー2つ,・・・」

 「特我流つけ,チャーシュー2つ,・・・」

 ・・・

繰り返される呪文の中から「特」が消えないことだけに神経を集中する。

 スープを温める寸胴の上には空の丼が暖められている。
つけダレが冷めないようにするための配慮であることは明らかである。
これは「丁寧な仕事」が期待できそうだ。

Imgp0364

 まず,つけダレのビジュアルが強烈である。
表面には大量の背油が雪のようにチャッチャしてある。
丼全体が背油でベトベトなので,丼はお皿に載って出される。
また,つけダレには一味唐辛子がふりかけられている。
写真に写っていないが,つけダレの中には丼の半分ほどもある大振りなチャーシュー,緑色をした謎の食材,ワンタン,味玉が沈んでいる。

Imgp0365

 次に麺であるが,・・・うどん並みに太い,というか,黄色いうどんである。
茹でたキャベツとモヤシが麺の脇に添えられている。
野菜とつけダレとが別々になっているのは有難い。
つけダレの中に野菜が大量に投入してある場合,先に野菜を片付けないと麺が食べられないのである。

 いつもどおり,まずつけダレを一口すすってみるが,表面に浮く大量の背油のせいで油の味しかしない。
湯気の中にはニンニクの香りが混じっている。

 つけダレのチェックは諦めて,つけダレに麺を浸す。
麺には強力な弾力とコシがあり,凄まじいばかりの歯ごたえである。
 序盤は麺に背油がからみついてツルツル感を楽しめる。
背油のおかげでマイルドな味わいである。
食べ進むうちに背油が麺に吸い取られていき,少しづつつけダレの味が顔を出してくる。
つけダレは塩気がやや強めだと思われるが極太麺にはちょうどいい。
しょっぱさは全く感じさせない。
野菜をつけダレに浸すと,つけダレと背油とをたっぷりと吸い取り,野菜のみずみずしさや甘みと合わさって,麺とは違った味わいである。

 ワンタンと味玉はあらかじめ暖められているので,つけダレが冷めることはない。
むしろ,これらのトッピングの持つ熱が,麺によってつけダレが冷めるのを防いでくれているようである。
 緑色をした謎の食材は,コリコリした歯ごたえがある。
これは茎ワカメなのだろうか?

 最後にスープ割りである。
スープで割ったつけダレを一口すすすと思わず「あっ」と声を出してしまいそうであった。
強烈にこってりしたつけダレが,魚介系のダシが香るすっきりしたスープに生まれ変わったのだ。
結局,この超こってりスープを一滴残さず飲み干してしまった。
もちろん,大量の背油も一緒にである。

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データ

[店名]
 池谷精肉店

[住所]
 東京都あきる野市秋川

[アクセス]
 JR五日市線「秋川駅」北口から徒歩5分くらい

[訪問日]
 2008/01/26

[参考HP]

[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 池谷精肉店
 http://ramendb.supleks.jp/shop/1387

 お店の地図,営業時間,メニューなどが参考になります。

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受信: 2008年1月27日 (日) 11時04分

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