大勝軒(名古屋市地下鉄本山駅前) つけめん
東池袋の大勝軒が閉店してから久しいが,大勝軒の遺伝子は,全国に広まっている。
東京近郊の大きな街には,東池袋の大勝軒の暖簾分け店があることが多い。
名古屋の東に位置する本山にも大勝軒はある。
本山は,地下鉄の駅こそあるが,名古屋の中心からは少し外れている。
恐るべし,大勝軒の繁殖力。
ご存知の方も多いとは思うが,大勝軒といっても,「東池袋系」や「永福町系」などいろいろある。
ネット上の情報からすると,本山の店は,東池袋系だと思われるが,真相は定かでない。
ご主人に直接聞いてみれば,分かる話ではあるが。
開店直前に到着したが,既に10人弱の行列が出来ている。
名古屋のラーメン店で行列を見るのは,名古屋駅(この地方では,「名駅」と呼ばれる)の「驛麺通り」以来である。
店の内装は,まだ新しく清潔感がある。
女性一人やカップルでもOKだろう。
カップルの丼交換も見られるかもしれない。
丼交換の詳細は,こちら↓
http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_0172.html
店内の壁には,例によって,
「当店のラーメンは麺が多いので・・・云々」
と注意書きの張り紙が貼ってある。
それではと,店員さんに麺の量を聞いてみたら,
「330g」
だそうだ。
一般の店に比べると,やはり大盛りである。
10歳くらいのお子さんが,ラーメンを注文していたが,果たして完食できるのだろうか?
店内には,小麦粉の袋が山積みされている。
自家製麺も大勝軒の特徴である。
「つけめん」を注文する。
東池袋系の多くの店では,たいてい「もりそば」であるが,この店は「つけめん」である。
「もりそば」も「つけめん」も同じものである。
某店では,メニューに「もりそば」と「つけめん」の両方があり,同じものを出しているという話を聞いたことがある。
「もりそば」が何なのか分からないお客さんからの問い合わせが多いことが理由だそうである。
かえって,混乱するような気がするのは,私だけだろうか?
麺は,スパゲッティほどのやや太めのストレート麺である。
東池袋大勝軒系としては,標準サイズである。
東京近郊では,"やや太め"の範疇だが,東海地方では,"極太"の部類であろう。
私が知る限り,名古屋市内では,最も太い。
ただし,それほど食べ歩いたわけではないので,あやしいものではあるが。
太い麺だけに,茹で時間は長い。
大勝軒は,時間に余裕があるときに入る店である。。
麺には透明感があり,表面はツルツルしている。
茹で加減は,アルデンテである。
太麺を上手く茹で上げるのは腕がいい証拠である。
麺の表面が荒れるのを嫌ったのか,湯切りは,あまりしっかりしておらず,麺の入った丼の底には,水が溜まっている。
湯切りがしっかりしていないと,食べ進むうちにつけダレが薄まる恐れがある。
しかし,この店のつけめんに関しては,たいした問題でない。
この理由は,後で分かることになる。
つけダレの中には,チャーシュー,味玉,ネギ,メンマ,海苔が見える。
チャーシューは,モモ肉だろうか?
七味が多目に入っていることが写真からも分かる。
まずは,つけダレを一口。
味は比較的濃い目である。
名古屋という濃い味付けを好む土地柄だけに,濃い口なのだろうか?
濃い目のタレではあるが,これにに負けずに魚介系のダシがしっかりと出ている。
味付けは,やや甘口であるが,甘みや酸味がばらばらでなく,バランス良くまとまっている。
甘みや酸味に嫌味がなく,まろやかである。
どこか,一晩寝かせた,ざる蕎麦のつゆのような印象がある。
甘酸っぱい系のつけダレが苦手な私でも,このつけダレは別格である。
ツルツルの麺とダシの良く利いた濃い口のつけダレの組み合わせは,これまでにない味わいである。
つけダレが濃いので,食べ進んでも,つけダレが薄まることはない。
なるほど,よく計算されている。
味玉は,半熟でよく味がしみており美味である。
名古屋風に言えば,でらうまである。
つけダレには七味が多く入っているので,終盤は唐辛子の辛味が強くなる。
唐辛子が苦手な方は,減らしてもらうか,抜いてもらった方がいいかもしれない。
最後にスープ割りをお願いする。
つけダレが濃いので,スープ割りは必須である。
大勝軒はチェーン店ではない。
味の方向性は似ているが,店ごとに独自の味を出している。
食べ比べてみるのも面白い。
この店から東山公園まで地下鉄で1駅であるが,腹ごなしとカロリー消費のために徒歩で向かう。
徒歩で約20分ほどの距離である。
東山公園のライオンは,ガラス1枚の距離まで近づくことができる。
この動物園の見所のひとつである。
ライオンにも行列が出来ていた。
本日2回目の行列である。
行列が進み,ガラスに近づくと,それまでうたた寝していたライオンが,こちらに近づいてきた。
どうやら,ダシの香りをここまで運んできてしまったようだ。
-----------------------------------------
データ
[店名]
大勝軒
[住所]
愛知県名古屋市千種区
[アクセス]
地下鉄本山駅4番出口から名古屋駅方面へ徒歩5分くらい
[訪問日]
2007/11/23
[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
http://ramendb.supleks.jp/
大勝軒
http://ramendb.supleks.jp/shop/2941
お店の地図,営業時間,メニューなどが参考になります。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- ラーメン厨房麺バカ息子徹(神奈川県横浜市鶴見区) 特製バカつけ麺(極太麺,大盛)(2008.06.22)
- 甲州家(東京都八王子市) ラーメン(2008.06.21)
- 塩らー麺本丸亭 川崎BE店(神奈川県川崎市)(2008.06.15)
- 弘前軒(東京都日野市) 特製中華そば(2008.06.12)
- 風雲児(東京都渋谷区) 得製つけ麺(大盛り)(2008.06.11)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/435290/9175158
この記事へのトラックバック一覧です: 大勝軒(名古屋市地下鉄本山駅前) つけめん:



コメント
アベックの丼交換は、回転寿司でも行われていることを発見しました。ネタが2個載っかっているお皿を1個づつ仲良く分けあっていました。うらまやしい限りです。
八王子大勝軒限定メニュー12/21~:魚、1/25~:味噌だそうです。
投稿 ウズ電流のオニイサン | 2007年12月 9日 (日) 19時53分