TETSU(東京都文京区) 特製つけめん

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東京都心,六義園で紅葉見物。

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「逆さ紅葉」になっている。

 六義園を後にして不忍通りを今日の目的のお店へ向かう。
通りを進むと,千駄ヶ谷四丁目交差点の先に目的のお店のものと思われる行列が見えてくる。
近づくと,やはりそうで,行列を数えてみると13人ほど。
時刻は開店30分前の午前11時。
都心の超有名店なのでこの程度の行列は止むをえない,いや,幸運なのかもしれない。

 しばらくすると,お店の中から店員さんが出てきて,軒先に暖簾を掲げる。
そして,お店の外にある券売機の準備すると,先頭のお客さんから順番に食券を購入しはじめる。
ちなみにこちらのお店は,先に食券を買ってから行列に並ぶのがオキテのようだが,開店前の行列に限っては例外のようである。

 どういうわけか券売機に千円札を投入する段で手こずるお客さんが多い。
長時間寒い中で行列していたので手がかじかんでしまっているのかもしれない。

 券売機の順番が私にまわってくる。
お店のまわりの歩道は狭く,ときおり自転車も通り抜ける。
前後を確認して券売機の前に向かう。

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券売機の千円札投入口の上には

 「表面を上に入れて頂ければ幸いです。」

と書かれた貼り紙がある。
どうやら,これを守らないと受け付けてくれないようで,お客さんの多くが苦戦していた理由のようである。
注意書きを守ったのがよかったのか,千円札は難なく受け付けてくれたが,何を注文するか何も考えてこなかった。
こんな場合は,「券売機右上のボタン」=「おすすめ」の法則に従う。
この法則だとおすすめは「特製つけめん」ということになる。
券売機には「特製って?」と書かれた貼り紙があり,それによると,メンマとチャーシューが通常の2倍で味玉が入るそうである。
もたもたしていてもしかたがないので,「特製つけめん」の食券を買い,左右を確認して自転車が来ないことを確認してから行列に戻る。

 しばらくすると,再び店員さんが現れ,先頭のお客さんから注文を聞いてゆく。
開店が近づいている。

 開店予定時間の10分前。
店員さんが先頭のお客さんから順に店内に招き入れ始める。
開店時間を予定より少し早めたようで,これはありがたい。

 お店の入り口近くまで到達。
先ほど食券を買ったときには気がつかなかったが,お店の入り口にはメニューの説明書きが貼られている。
麺の量は並盛200g,大盛300g,特盛400gだそうで標準的な量だろう。

 メニューの中で珍しいのは「つけあつ」である。
冷たい麺200gと温かい麺200gとがセットになっているそうで,この取り合わせは初めて見る。

 しばらくすると,先のお客さんたちの分の調理が終わったのか,店員さんが行列中のお客さんにメニューを聞きにやってくる。
私の食券を見ると,どうゆうわけか,

 「並盛ですけれどいいですか?」

と聞く。
麺を増量するように誘惑しているように聞こえたのは,多分,私の食い意地のせいだろう。

 しばらくして入店。
店内は麺を茹でる湯気で暖かい。
カウンター席に座ると,カウンターの中からお隣のお客さんに

 「"つけあつ"の"あつ"です。」

と丼が差し出される。
丼の中にはスープが張られ,その中に太麺が泳いでいる。
寒かったので"あつもり"がやけにおいしそうに見える。
しかし,冷水でシメた太麺もきっとうまいに違いない。

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 つけ汁は乳化が進行して濁ったタイプで油分はほどほど。
表面にはほんの少し赤い油がたらしてある。
つけ汁の中には,厚切りのバラチャーシュー,味玉,ナルト,メンマ,ネギが入っている。

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 麺は縮れのない黄色い太麺。
断面は四角く角ばっているが,生地のビジュアルはどこかカスタードプリンのようになめらかでしっとりとしているような印象がある。

 つけ汁は豚骨と魚介の旨みがたっぷりと抽出された濃厚な魚介系豚骨醤油。
酸味はあまり強くなく,砂糖の甘みは気にならない。
口当たりはマイルドで,一言で言ってしまえばクリーミィである。
ただし,このつけ汁を単に「クリィミィ」と表現してしまったら,この先「クリィミィ」という表現を容易に使うことができなくなってしまう。
このつけ汁の持つ「柔らかさ」のようなものは,残念ながら私の文章力では上手く表現できない。

 麺は堅めの茹で加減。
生地は見た目どおりなめらかで,極端な表現だが本当にカスタードプリンのような雰囲気がある。

 上質な麺とつけ汁である。
急いで食べるのがもったいないので,ゆっくりと味わいながら食べる。
お隣のお客さんは「特盛」を食べていたが,ほぼ同時に食べ始めたにもかかわらず,食べ終わるのは私の方が遅いくらいだった。

 卓上にはスープが入ったポットが置いてある。
つけ汁をスープで割る前に,つけ汁の原液を少し口に含んでつけ汁の風味を脳細胞に焼き付ける。
そして,つけ汁にスープを注ぐ。
頃合いを見計らって店員さんがこちらのお店の名物である「焼石」を出してくれる。
焼石をつけ汁に注ぐと,焼石の周囲のつけ汁がブクブクと沸騰を始め,つけ汁は熱々になる。
寒い季節にはありがいサービスである。

 お店を出ると行列はさらに成長している。

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数えてみたら,40人近くまで達していた。

 続いて小石川後楽園へ。

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こちらもちょうど見ごろ。

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借景は東京ドームである。

 紅葉を眺めながら,ふと「紅葉狩り」の「狩り」ってなんだろうと考えた。
桜見物は「花見」だが,紅葉見物は「紅葉狩り」であり「紅葉見」とは言わない。
「狩る」といえば「いちご狩り」や「きのこ狩り」の場合は「収穫」するが,紅葉は見るだけで,収穫するのは写真ぐらいである。
どうでもいいことを考えているうちに一日が終わる。

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データ

[店名]
 TETSU

[住所]
 東京都文京区千駄木4-1-14

[アクセス]
 JR「駒込駅」から徒歩20分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 TETSU
 http://ramendb.supleks.jp/shop/2669

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豚風(埼玉県秩父市) とんこつ醤油つけ麺+味付け玉子+あおさ海苔

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 紅葉見物の観光客で賑わう秩父長瀞。

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けっこう絶壁になっている。

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ここは川下りのコースになっているが川幅がほとんどなく,しかも急流である。

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そのうちに上流から舟がやってくる。
はたして上手くすり抜けることができるか?

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難なく通過した。

 ・・・

 お店にはお昼の1時半ごろ到着。
中に入ると,先客が2人カウンター席にいる。
入り口の右側の券売機で「とんこつ醤油つけ麺」「味付け玉子」「あおさ海苔」の食券を買って,カウンター越しに店員さんに渡す。
食券を受け取った店員さんは,

 「麺の茹で加減と油の量はどうされますか?」

と訊く。
カウンター席の上の壁には麺の茹で加減と油の量のレベルが書かれた紙が貼ってある。

 麺の茹で加減に関しては,それぞれのメニューごとにどれがおすすめかが書いてある。
つけ麺の場合,茹で加減は「ふつう」がおすすめだそうである。

 さらに,貼り紙によると,油の量の「ふつう」はかなり濃いそうである。
しかし,その一方,つけ麺の場合,油を少なくすると麺との絡みが悪くなるとの注意書きもある。

 結局,麺の茹で加減,油の量とも「ふつう」でお願いする。

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 麺は黄色い中太の平打ち。
麺の上には,バラ肉チャーシュー,海苔,水菜,キクラゲ,万能ネギ,刻みタマネギ,味玉,あおさ海苔が盛られる。
あおさ海苔は何か仕事が施されているが,私の味覚と知識では詳細はよく分からなかった。

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 つけ汁は乳化が進行してとろりとした濃厚なタイプ。
豚骨と魚介の旨みがたっぷりと煮出されている。
砂糖の甘みはない。
酸味は少し強めだが,濃いめの油分と酸味とが相殺されて後味はすっきりとしていてバランスがいい。
さらに,唐辛子の辛味があり,これが重厚なつけ汁にキレを与えている。
唐辛子の辛味は意外と強く,食べ進むにつれてじわりじわりとボディブローのように辛味が増してくる。

 麺の茹で加減は平均より少しかため。
つけ汁の粘度が高い上,麺の表面積が大きい平打ちであるのでつけ汁の絡みは最高である。

 最後にスープ割りをお願いする。
スープ割りをお願いすると,つけ汁をスープで割った上に,丼のヘリにペースト状の梅が添えられる。
スープで割ったつけ汁は,魚介系の風味が増してあっさりとする。
梅をスープに溶かすと,さらにあっさり感が増し,梅の酸味がシメにふさわしい。

 ・・・

 お店を後にして駅へと向かう。

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彼方に山肌を大きく削り取られた武甲山が見えた。

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データ

[店名]
 豚風

[住所]
 埼玉県秩父市番場町3-6

[アクセス]
 秩父鉄道「秩父駅」から徒歩5分くらい
 西武秩父線「西武秩父駅」から徒歩10分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考]

[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 豚骨ラーメン とんぷう
 http://ramendb.supleks.jp/shop/8964

[2] 豚風
 http://www.tonpooh.jp/

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盛極軒(東京都日野市) 盛郎 海老味噌 汁なし(麺200g)

 午後7時ごろ到着。
お店の前には数人の行列が出来ている。
以前は「節の一分」という名前のお店だったが,お店の看板は「盛極軒」に変わっている。

 お店の前にはメニューの写真と説明書きがプリントされた大きな暖簾が掲げられている。
お店の看板を変えただけにメニューも変わった。
メニューは「二郎インスパイア」の「盛郎系」と「魚介豚骨醤油」の「極魚介系」2本柱。
「盛郎系」には「ラーメン」や「つけ麺」に加えて「汁なし」があり,さらにスープには「海老味噌」という珍しいものもある。

 券売機は暖簾の裏側にある。
券売機の左上の「おすすめ」のポジションには,「盛郎 海老味噌中華 麺200g」のボタン。
しかし,暖簾にあった「汁なし」のジャンキーな写真が気になる。
結局「盛郎 海老味噌 汁なし 麺200g」の食券を買う。
ちなみに「麺300g」でも「麺200g」と同一料金であるが,よほどの大食漢でないかぎり200gを選択した方が無難である。
このことは実際に食べてみれば身をもって知ることができる。

 券売機の横には「野菜マシ」や「油マシ」の食券が入ったプラスチック容器がある。
野菜マシや油マシは,一般の二郎系のお店のように「コール」するのではなく,この食券を使うようである。
「野菜マシ」の券を2枚持って行けば「マシマシ」になるという噂もあるようだが真偽はよく分からない。
ネタとして「野菜マシマシ」をやってみようかとも思ったが,最近は「山」で痛い目にあい続けており,何がとんでもないものが出てきそうな厭な予感がしたので「野菜マシ」で止めておいた。
一方,「ニンニク」や「カラメ」は卓上にあるそうなので「コール」も「食券」も必要ない。

 少し行列した後,店内に入る。
お店の床はやたらと滑る。
こちらのお店に限った話ではないが,ラーメン店の床は滑りやすいことが多いので,足元には注意したほうがいい。
調理の際に油分が空気中に飛散し,これが床に付着するせいのだろうか?

 出来上がりを待つ間,はしたないと思いつつも,おとなりの「極魚介中華そば」らしい丼をチラリとのぞいてみる。
麺は「うどん級」の極太麺。
気になってしかたがない。

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 洗面器のような巨大な丼にたっぷりの具材が盛られている。
トッピングは,モヤシ,キャベツ,温玉,「ブタ」と呼ばれるバラ肉チャーシュー,鰹節,ピザ用チーズ,ベビースターラーメン。
さらに,赤いペースト状の物体が添えられ,上から茶色い固形物がふりかけられている。
丼が巨大なだけに,野菜の山が崩落する恐れがないので,野菜の盛りは手加減なしである。

 まずは赤い物体をテースティングしてみる。
激辛かと思いきや,唐辛子ではなく,正体は海老のペーストだった。

 次に茶色い固形物をテースティング。
こちらは以外にも激辛である。
正体はよく分からない。

 続いていつものように丼の表面を覆う野菜から食べ始めるが,途中で食べ方を間違っていることに気がつく。
汁なしは食べる前にかき混ぜて調味料を全体になじませた方がいい。
丼が巨大なので野菜が大盛りでも混ぜやすい。
そういえば大事なものを忘れている。
卓上のニンニクをひと匙すくって丼に投入する。

 丼をかきまぜると,麺とスープが表面に顔を出す。
スープは茶色く乳化が進行して濁っている。
「汁なし」ではあるが,スープの量は比較的多い。
スープは思ったよりも粘度が低い。
脂分も思っていたほど多くなく,味付けも「汁なし」としてはさほど濃くない。

 麺は平打ちの太麺。
色は二郎系独特のクリーム色をしていて,もっちりとした食感がいい。

 具材をまぜあわせた後の野菜や麺は,海老やら豚骨やらチーズやらニンニクやらの風味がごちゃごちゃに混ざり合い,何が何だかわけが分からない。
一言でいえばジャンキーである。
今回は難しいことは考えないでがつがつ食べるのがよさそうである。

 中盤で卓上の魚粉を投入する。
野菜や麺が多いので,多少投入した程度では風味が変化しない。
山盛りに2さじ投入してようやく魚粉が効いてくる。

 たかだが200gの麺(食券には"小"と印刷されていた)と単なる「野菜マシ」であるが,麺と野菜を食べ終わったときには,かつて他店で800gのつけ麺を食べたときと同等の満腹感を覚えた。
どういうわけか二郎系の体感的な満腹感は麺の重量以上のものがある。

 丼の底にはまだスープが残っている。
スープはさほど濃くないのでそのままでも飲むことができる。
しかし,卓上にはスープ割り用のスープが入ったポットが置いてあるので,スープを注いで割ってみた。
スープで割ったスープは,魚介系の風味が増してさらに旨くなった。

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データ

[店名]
 盛極軒

[住所]
 東京都日野市多摩平2-4-7

[アクセス]
 JR「豊田駅」から徒歩5分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考]

[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 盛極軒
 http://ramendb.supleks.jp/shop/17251

[2] ZATSUのラーメン
 http://blog.livedoor.jp/zatsu_ke/

 盛極軒(せいきょくけん) @日野市【2009 新店】
 http://blog.livedoor.jp/zatsu_ke/archives/50770936.html

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厚木家(神奈川県厚木市) チャーシューメン+野菜畑+味玉

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 お店には夕方の4時半ごろ到着。
お店の1Fは駐車場になっていてお店の入り口は階段をのぼった2Fにある。
お店の中に入ると,白いTシャツを着た短髪の店員さんたちがいっせいに

 「いらっしゃいませ。」

と掛け声をかける。
体育会系のお店である。

 券売機で「チャーシューメン」「野菜畑」「味玉」の食券を買って,厨房をぐるりと取り囲むように配置されたカウンター席に座り,食券を店員さんに渡す。
「野菜畑」というネーミングはかわいらしく女性的だが,作っているのはおぢさんたちである。
名付け親も多分,おぢさんたちだろう。

 時間が時間だけに店内のお客さんはまばらだったが,後からどっとお客さんが入ってきて店内はあっという間に満席になる。
自動車に同乗してやってくるお客さんが多いせいか,お客さんの波が激しい。

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 乳化が進行した油多めのスープの上には野菜がたっぷり。
野菜はキャベツ,ニンジン,タマネギ,ネギなど。
このほかのトッピングは,味玉,チャーシュー,海苔,ホウレンソウ。
ホウレンソウは野菜の下に隠れている。

 スープは少しとろみがあり濃厚で油分が多いこってりとしたタイプ。
獣系のダシは強いが臭みはない。
塩分は少し強めだが,たっぷりの野菜が塩分と油分を適度に中和してくれる。

 麺は中太で少し平たい典型的な家系の麺。
スープにとろみがあるため麺にスープがよく絡む。

 テーブルの上には様々な薬味が置いてある。
薬味は「おろし生姜」「おろした行者ニンニク」「ニンニクチップ」「胡麻」「豆板醤」「千切り生姜」などなど。
すべて試すためには何度も訪問する必要がある。

 薬味なしでも十分うまいので薬味を試すのに躊躇したが,薬味の効果で劇的にうまくなることも多々あるので少し試すことにする。

 まず,千切り生姜を入れてみる。
千切り生姜は甘酢に漬けこまれていて,甘酢の酸味でスープがマイルドになる。
味付けが強く少量で味が変化するので入れ過ぎには注意が必要である。

 続いて行者ニンニクを投入。
行者ニンニクは一般のニンニクよりも風味が鮮烈である。
豚骨系のスープとニンニクは黄金の組み合わせ。
油分が多く濃いめのスープだが難なく完食する。

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データ

[店名]
 厚木家

[住所]
 神奈川県厚木市妻田東2-25-11

[アクセス]
 小田急小田原線「本厚木駅」から徒歩30分くらい。

[訪問日]
 2009/09

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 厚木家
 http://ramendb.supleks.jp/shop/3424

[2]家系総本山吉村家
 http://iekei.com/index.html
 
 厚木家
 http://iekei.com/source/atsugiya/index.html

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中華そば すずらん(東京都渋谷区) 味噌角煮つけそば(平打ち麺)

 お店には開店直後の夕方5時半に到着する。
お客さんは1人もおらず,どうやら私が一番のりのようである。

 カウンター席に座りメニューを眺める。
メニューは豊富で目移りする。
お店の外には「味噌角煮つけそば」の写真が貼られた看板が出ていた。
どうやらこれがおすすめのようなので「味噌角煮つけそば」にする。
麺は「太麺」「平打ち」「ひもかわ」「乱切」など数種類から選ぶことができる。
先の看板の写真は多分「平打ち」だったようなので,おすすめだと思われる「平打ち」で注文する。

 真っ白な衣装を着こなした4人の店員さんのうち,一人は野菜を炒め始め,もう一人の店員さんは麺を茹で始める。
お店の内装は新しく,女性の方でも気軽に入れそうなお店である。

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 つけ汁の中には野菜炒めがたっぷり。
野菜炒めの具は,キャベツ,白菜,モヤシ,ニラ。
つけ汁の中にはチャーシューが沈んでいる。
つけ汁の表面には唐辛子が浮いていて辛味噌仕立てになっている。

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 麺は「きしめん」や「ほうとう」よりも幅広な平打ち麺。
麺は黄色くパスタのようである。
平打ち麺の中心には飴色に煮込まれた角煮が盛られ,その頂上には彩鮮やかな万能ネギが盛られている。

 麺を一本つまんでつけ汁に浸して食べる。
麺を「すする」というよりは「食べる」である。
麺はもっちりとしていて生地がしっかりとしている。
食感はどことなく餃子の皮に似ていないでもない。

 つけ汁は味噌仕立てで炒めた野菜の旨みやニンニク,生姜,唐辛子などの香辛料が溶け込んでいて食欲をそそる。
野菜は炒めたてなのでシャキシャキである。

 角煮は甘辛い醤油ダレが浸みていて旨い。
存分に煮込まれているはずだが,どういうわけか表面はカリッとしている。

 最後はスープ割りでシメ。
スープで割ったつけ汁は当然のことながら最後の一滴まで飲み干した。

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データ

[店名]
 中華そば すずらん

[住所]
 東京都渋谷区渋谷3-7-5 大石ビル1F

[アクセス]
 JR「渋谷駅」から徒歩5分くらい

[訪問日]
 2009/09

[参考HP]
[1] 食べログ
 http://r.tabelog.com/

 中華そば すずらん
 http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13002110/

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ラーメンゼロ(東京都目黒区) 焼豚メンゼロ+味玉

 お店には開店直後の夜の6時に到着する。
先客は1人。
お店に入りカウンター席に座るが,すかさず店員さんに先に食券を買うようにうながされる。
券売機はお店の入り口のすぐ脇にあるが,入り口からは死角になっていて分からなかった。

 券売機と向き合いメニューを選ぶ。
お店の外に出ていた看板によると,おすすめは「ラーメンゼロ+味玉」。
一方,券売機に書いてあるおすすめは「焼豚メンゼロ」。
そこで,これらの2つを組み合わせることにし,「焼豚メンゼロ+味玉」の食券を買って店員さんに渡す。

 カウンター席の前には蘊蓄書きが貼ってある。
それによると,スープには醤油や塩などの調味料を使っていないそうで,そのかわりに大量の素材を炊き込んでいるそうだ。
はたしてうまいものなのだろうか?

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 スープは濁っていて濃厚そうだが,表面の油分は比較的少ない。
トッピングは,海苔,チャーシュー,万能ネギ,メンマ,味玉,それから,ひき肉のような素材。

 スープをレンゲですくってみると,蘊蓄書きにあったように大量の素材を炊き込んでいるのか,少しとろみがある。
スープは魚介系,特に貝の風味が印象的。
豚骨のほのかな甘みもある。
塩や醤油を使っていないはずだが,僅かに塩味が感じられる。
貝や節などの素材に含まれている塩分によるものなにかもしれない。
この僅かな塩分によって濃厚なダシの風味が最大限に引き立つ。

 チャーシューやメンマの味付けは薄味で,スープの繊細な風味を味わうのに邪魔にならないように設計してある。
麺は中細で縮れはあまりない。

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データ

[店名]
 ラーメンゼロ

[住所]
 東京都目黒区下目黒3-4-6

[アクセス]
 JR「目黒駅」から徒歩15分くらい

[訪問日]
 2009/09

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 ラーメンゼロ
 http://ramendb.supleks.jp/shop/15963

[2] せたが屋
 http://setaga-ya.com/index2.html

 ラーメンゼロ
 http://www.setaga-ya.com/shop/ramen_zero.html

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益蔵坂 かど乃や(静岡県裾野市) とろこつ赤玉ラーメン

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 JR御殿場線「松田駅」から撮影。
山頂の雪がうっすらなのは,まだ10月だからである。

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 続いて御殿場市内から。
ここまで近づくと富士山は巨大である。

 ・・・

 お店には開店30分前に到着してしまう。
お店の前には「支度中」の看板が出ていて,スープを仕込んでいる最中なのか,お店の中からは温かく湿り気を含んだ空気が漂ってくる。
とりあえず,最も恐れていた「臨時休業」は回避できた。
なにしろ今日は,ラーメン代よりも交通費の方がはるかに高い。

 近所をぶらついて時間をつぶしてからお店に戻ると,お店の前には3人ほどのお客さんが開店を待っている。
しばらくすると店員さんがお店の入り口を開け,我々を店内に招き入れる。

 こちらのお店のメニューは日替わりである。
前回は「熊本とろこつ塩ラーメン」だったが,今回は何だろうと思ってメニューを眺める。
今日のメニューは,「博多とろこつラーメン」「とろこつ赤玉ラーメン」「えびかけ」。
なんと今日も「とろこつ」がある。
自宅から遠いお店であり,しかもメニューは日替わりである。
まさか,もう一度「とろこつ」に出会うことができるとは思いもよらなかった。

 店員さんによると「とろこつ赤玉ラーメン」は「博多とろこつラーメン」に「からみそ」をのせたものだそうだ。
「からみそ」ならば,溶かし方を誤らなければ邪魔にならないだろうと思い「とろこつ赤玉ラーメン」を注文する。

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 スープはクラムチャウダーのようなクリーム色。
丼の上には丼を半周以上する長いくて太い角煮のような「とろこつ」が1本。
その他のトッピングは,キクラゲ,水菜,ネギ,赤玉である。

 麺は白くて細いストレート麺でいかにも博多風。
茹で加減は堅めで粉の風味を感じる。
スープは見た目どおりクリィミィで,臭みは全くなく油分が少ないのでさっぱりとしている。

 とろこつはゼラチン質独特の食感と風味がクセになる。
油分はほとんど抜け落ちていて,あっさりとしているが,パサパサとした感じはなく,とろけるように柔らかい。
味付けは見た目とは裏腹に薄味である。

 「赤玉」が誤算だった。
赤玉は恐ろしく辛い。
ほんの少し溶かしただけでスープの風味ががらりと変わってしまった。
赤玉を完全に溶かしきったスープは,辛さへの耐性が比較的強い私でも辛いと思うほどの激辛スープになる。
繊細なスープの本来の風味を味わいたいならば,「博多とろこつラーメン」の方がいいと思う。
ただし,「クリィミィ」「コラーゲン」「あっさり」に加え「激辛」とくれば,女性にはウケがいいかもしれない。

 お店を後にして,少し周囲を散歩してみる。

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稲刈りを終えたばかりの田んぼの向こうには山頂がすっかり雲に隠れてしまった富士山が見える。
近くの神社では秋祭りが催されていた。

 これまでの記事はこちら。

 益蔵坂 かど乃や(静岡県裾野市) 熊本とろこつ塩ラーメン
 http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5d04.html

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データ

[店名]
 益蔵坂 かど乃や

[住所]
 静岡県裾野市御宿1482-5

[アクセス]
 JR御殿場線「岩波駅」から徒歩15分くらい

[訪問日]
 2009/10

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 益蔵坂 かど乃や
 http://ramendb.supleks.jp/shop/14225

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そう家(東京都八王子市) フルのせラーメン

 時刻はお昼の1時すぎ。
まだ新しいお店の前には,こちらのお店おすすめの「フルのせラーメン」の写真が貼られた看板が置いてある。
お店の中に入ると,お客さんは数人ほど。
券売機はお店に入って左側にあった。
おすすめの「フルのせラーメン」の食券を買ってから,壁に沿って作られたカウンター席に座る。
食券を回収にやってきた店員さんは,

 「麺の固さや油の量はどうされますか?」

と聞く。
初訪問なので「普通」でお願いする。

 テーブルには褐色のお茶が入ったポットが置かれている。
グラスに注いで飲んでみるとジャスミンの爽やかな風味がする。
お店のチラシによると,オリジナルブレンドだそうである。

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 具だくさんで麺やスープが見えない。
まず目を引くのはたっぷりの海苔。
海苔の枚数を数えてみると大きな海苔は10枚ある。
チャーシューは海苔の下に隠れていて分かりにくいが実は5枚もある。
丼の左右にはこれまたたっぷりのホウレンソウと茹でキャベツが盛られ,手前には味玉がごろりと転がっている。
栄養のバランスのよさは,これまでに出会ったラーメンの中ではトップクラスではないだろうか。

 スープは乳化が進行して濁っており,少し褐色がかった豚骨醤油。
表面の油はほどほどで刻みネギが散らしてある。

 まず,スープをレンゲですくって味わってみる。
スープは豚骨の甘さが広がるクリィミィな甘口。
豚骨の臭みはない。
どちらかといえば濃厚なタイプだが,比較的さらりとしている。

 次に,麺の引き出し口を確保するために,チャーシューを1枚食べる。
チャーシューはとろけるほどに柔らかく煮込まれている。

 麺は黄色がかった中太麺。
縮れはほとんどなく少し平べったい。
典型的な「家系」の麺である。

 味玉の黄身はオレンジ色のゼリー状。
絶妙な茹で加減である。

 家系のお店だけに,テーブルには様々な調味料が置かれている。
調味料は,おろし生姜,おろしニンニク,豆板醤(?),胡麻など。
そして,目をひいたのは,家系のお店ではあまり見たことがない(と思う)「魚粉」である。

 デフォルトのスープの風味に名残を惜しみつつ,実験開始である。

 まずは,おろし生姜を投入。
・・・あまり効果はない。

 続いて,おろしニンニクを投入。
・・・これもあまり効果がない。

 どうやら「デフォルトのままが一番」だと思い,麺と具をすべて食べ,最後にスープだけが残った。
スープを飲み干しにかかろうとしたときに魚粉のことを思い出した。
あまり変化は期待していなかったが,ものは試しということで,小さじ半分ほどスープにふりかけてみた。
ところが,これがうれしい大誤算。
家系の甘口の豚骨醤油スープは,濃厚な魚介豚骨醤油スープになった。
これは私好み。
魚粉はもっと早い段階で投入した方がよかった。

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データ

[店名]
 そう家

[住所]
 東京都八王子市寺町49-3 NK第2ビル1F

[アクセス]
 JR「八王子駅駅」から徒歩10分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 そう家
 http://ramendb.supleks.jp/shop/23320

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麺屋 旬(埼玉県川越市) こってり旬ラーメン

川越まつりのまっただ中。
本川越駅前は多くの人でごったがえしている。
駅前の大通りをはじめ,街の中心部の車道は歩行者天国になり,数えきれないほどの多くの露天が軒を並べている。
これまでに見たことがない規模が大きな祭りである。

 時刻はお昼の1時をまわっている。
急がないと,ここまで来て「スープ切れ」の悲劇にみまわれてしまう。
人ごみをかきわけながら,今日の目的のお店に急ぐ。
祭り見物は後回し。

 お店には1時半ごろ到着。
幸い,お店の軒先には営業中であることを示す暖簾がかかっている。
早速お店に入りカウンター席に座る。
お客さんの入りは8割ほど。
祭りのまっただ中だけに混雑しているかと思ったが意外と空いていた。

 注文は「こってり汁なし」にするつもりだった。
しかし,他のお客さんが食べる厚手の丼からもうもうと湯気をあげる様子を見ているうちに,無性にラーメンが食べたくなってきた。
土壇場で気が変わり「こってり旬ラーメン」を注文する。

 お店はご夫婦で切り盛りされているようである。
ご主人は寡黙で「いらっしゃいませ。」と「ありがとうございました。」以外の言葉を発しない。
仕事に集中しているようである。

Imgp4386a

 山盛りの白髪ネギ,メンマ,味玉,モヤシ,ニラ,チャーシュー3枚と,たっぷりのトッピング。
スープの表面には大量の背油が浮いている。
スープの色は白っぽく,一見,塩ラーメンのように見えた。
思わず店員さんに間抜けな質問をしてしまった。

 「これ,こってり醤油ですか?」

店員さんは,当惑しながら

 「はい。」

と答える。
後で分かったのだが,スープが白く見えたのは,実は背脂のせいでスープ本体は薄いながらもちゃんと醤油の色をしていた。

 スープは背脂の甘みが印象的。
ただスープ本体は醤油が利いた辛口で全体がよくまとまっている。
スープは臭みがなく口当たりはマイルド。
背脂たっぷりで脂っこそうだが,どういうわけか脂っこさはさほど感じなかった。

 麺は黄色い縮れた中細麺。
茹で加減は固め。
生地は粗びきな感じで小麦の風味が感じられる。

 チャーシューはとろけるように柔らかくタレが浸みてうまい。
味玉は味付けがしっかりとしていて黄身はとろりとした半熟。
白髪ネギは丁寧な仕事が施されていて辛さは控えめ。

 実はニンニクと「バクダン」と名づけられた香辛料のトッピングは無料だったが今回は見送ってしまった。
このラーメンならば,これらを試してみても面白かったかもしれない。

 ・・・

Imgp4388a_2

 お店を出て街の中心へ向かう。
メインストリートは人が多く,山車をゆっくり見物するどころではない。
たまらず裏通りに退避するが,大きな祭りだけに山車は裏通りにも多数出ている。

Imgp4391a

山車の上に飾られた人形は,電話線よりも高い。
電話線を引っかけないようにどうやって引きまわすのかは謎である。

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データ

[店名]
 麺屋 旬

[住所]
 埼玉県川越市今成1-3-1

[アクセス]
 東武東上線「川越市駅」から徒歩20分くらい
 西武新宿線「本川越駅」から徒歩20分くらい

[訪問日]
 2009/10

[参考]

[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 麺屋 旬
 http://ramendb.supleks.jp/shop/12792

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麺処 井の庄 立川店(東京都立川市) 味玉辛辛魚らーめん

 時刻はお昼の1時ごろ。
「立川らーめんたま館」に到着する。
入り口には「らーめんたま館」に出店している4件のラーメン店の大きなラーメンの写真と説明書きが掲げられている。
しかし,今日の目的のお店とメニューはすでに決めているので,ラーメンの写真には目もくれず,さっさと中に入る。
入り口の先に今日の目的のお店である「井の庄」の券売機を発見し,まっすぐそこへ向かう。

 券売機のいちばん上には「おすすめ」と思われる大きなボタンが3つある。
それらの中から,目当ての「辛辛魚らーめん」を探すがそこになく,そのかわりに「味玉辛辛魚らーめん」の大きなボタンがある。
それを見て初めて「追加トッピング」のことを全く考えていなかったことに気がついた。
券売機の下の方にある追加トッピングを確認し,味玉を追加するのが妥当だと判断し,「味玉辛辛魚らーめん」の食券を買う。

 券売機の右手側にあるお店のカウンター席は8割ほどの入り。
2年ほど前に「本店」に訪れたときには1時間行列したことを思うとありがたい限りであり,しかも,自宅に近くてうれしい限りである。

 「本店」の記事はこちら

 麺処 井の庄 辛辛魚味玉
 http://komodo-dragon.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_630a.html

 空いている席に座って食券をカウンター越しに店員さんに渡すと,店員さんは

 「辛いラーメンなので辛さ控えめもできますけれどどうされますか?」

と聞く。
答えは無論,

 「普通でいいです。」

である。
ここでも「本店」に訪れたときと同じような問答が繰り返された。

 お客さんの多くは「つけめん」を食べている。
私の場合,「井の庄 = 辛辛魚」の印象を強く持っているが「普通のつけめん」の方が人気のようである。

Imgp4759a

 激辛党にはたまらない丼の中央に盛られた真っ赤な唐辛子の山。
ただし,唐辛子は山の表面だけであり,山の本体は魚粉である。
とはいえ,唐辛子の量は尋常ではない。

 スープは白濁していて表面には真っ赤な油が浮いている。
トッピングは,味玉,メンマ,海苔,チャーシュー,ネギ。
ビジュアルは本店の「辛辛魚」とほぼ同じである。

 まず,赤い油が少ない個所を選んでスープをレンゲですくって味わってみる。
スープは豚骨と魚介系のうまみががたっぷりと煮出された濃厚でクリィミィなタイプである。
スープはクリームシチューのようにどろどろとしていて,つけめんのつけ汁としても使えるのではないかと思えるほど粘度が高い。
スープの濃度の高さはこれまで出会ったラーメンの中で1,2を争うほどであり「特濃」である。
この手のラーメンは唐辛子の辛味にスープが負けてしまうケースが多い。
しかし,このスープには唐辛子とタメを張ることができるほどの力強さがある。

 「辛辛魚」は激辛党の私にとっても十分に辛い。
辛さが苦手な方は店員さんの言うとおりに「辛さ控えめ」で作ってもらうか,普通のらーめんかつけめんを注文した方がいいと思う。
スープは辛味成分がなくても十分うまい。

 麺は中太麺で少し平べったい。
スープの粘度が高いのでつけ麺のように麺にスープがたっぷりと絡みつく。

 味玉は中がオレンジ色のゼリー状で旨い。
スープが辛いので味玉がやたらと甘く感じられる。

 チャーシューは意外と厚く,厚さは1センチほどもある。
部位はバラ肉と思われ,とろけるように柔らかい。

 この記事を書きながら,本店の記事を読み返してみたが,本店の記事を立川店の記事にそのまま使えるのではないかと思った。
このことから立川店でも本店の味を十分に再現できているのではないかと思う。
ただし,私の味覚はいいかげんであるので,違いが分かる人には分かるのかもしれない。

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データ

[店名]
 麺処 井の庄 立川店

[住所]
 東京都立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル1F

[アクセス]
 JR「立川駅」から徒歩5分くらい

[訪問日]
 2009/11

[参考HP]
[1] ラーメンデータベース
 http://ramendb.supleks.jp/

 麺処 井の庄 立川店
 http://ramendb.supleks.jp/shop/22585

[2] 立川らーめんたま館
 http://www.tamayakata.com/top

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